今回はパナソニックの洗濯機「型番:NA-FA80H6」分解と槽洗浄の方法を紹介します。
今回紹介している型番以外の洗濯機の分解方法をお探しの方は下の記事でご確認ください。
型番・メーカー別に洗濯機の分解方法の記事をまとめています↓↓
洗濯機の分解や掃除を自分でやるのはちょっと、、、という方は専門のクリーニング業者に依頼してもいいかもしれません。
おすすめのクリーニング業者は下の記事で紹介しています↓
[box02 title="買いかえた方がいい場合も"]
洗濯機の分解は特殊な工具が必要な場合もありますし、業者に掃除を頼むと1万円くらいはお金がかかってしまいます。
今は、容量が少なめの小さいサイズの洗濯機なら新品でも2万円くらいで購入できる時代です。
下の記事では容量小さめの安い洗濯機を紹介しています↓↓
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パナソニックNA-FA80H6 洗濯機 分解と掃除の方法
まずは洗濯機の横の化粧シールをとります。
シールをとるとネジが見えるので洗濯機の両サイド同じくネジをとります。
次に洗濯機の裏側のネジを2本とります。
これで洗濯機の上部がパカっと外れます。
配線が引っ張られてきつい場合は、洗濯機の裏側から配線をとめているプラの部分をとるといいです。
※洗濯機によって配線の長さというかきつさというかちょっと文章では表現しにくいのですが、まぁきつさは違います。
次に洗濯槽の上部のわくをはずします。
ネジが4本か5本くらいでとまっているのでネジをとればかんたんに取れます。
枠を外すとこんな感じの状態になります。
次にパルセーターをはずします。
中心のネジをはずして、持ち上げれば外れます。
ドライバーの先端は大きめのサイズ3番を使うといいです。
わりとネジが固くてとれない場合があります。
それとネジをとってもパルセーターが固くてとれない場合があります。
パルセーターがかたくて取れない場合は、こちらの記事を参考にしてください
【洗濯機の分解 槽の掃除】固いパルセーターの外し方 サンヨー4.2kg(ASW-T42E)
パルセーターをとった後の注意点としては下側にワッシャー入っているのでそれをなくさないことです(上の画像でゆびに持っているもの)。
パルセーター側についてくる場合もありますし、そのまま洗濯機本体側に中心についてくる場合があります。
次に洗濯槽の中心の38mmのネジをはずします。
今回は専用の工具「ハンマーレスフランジナット回し」というものを使用しましたが、価格が高いのとあまり売っていません。
下の記事では何種類か洗濯機の中心の38mmのネジの回し方を紹介していますので、参考にしてみてください↓
ちなみにこちらが38mmの中心のナットです。
次にギアプーラーを使って洗濯槽を引き上げていきます。
外側の穴にかけるなら300mmくらい。
内側の穴にかけるなら200mmくらいがいいかと思います。
自分の使用したものが何ミリかみるのを忘れてしまいました。
あとで覚えていたらブログに追記します。
ギアプーラーをひっかけたらあとは洗濯槽を引き上げていきます。
引き上げると洗濯槽の中心にワッシャーが出てきますので、これは絶対になくさないようにしてください。
このワッシャーを入れないと洗濯機を回した時に、洗濯槽がガタガタ暴れます。
パナソニックNA-FA80H6 洗濯槽の分解
洗濯槽を引き上げたら、今度は洗濯槽を分解していきましょう。
洗濯槽の周りのネジをはずしていけば基本的にはバラバラに分解できます。
ただ下のプラスチックの部分だけは簡単には外れません。
いちばん汚れている部分が、プラスチックとステンレスの間なのですが、ここが一番外すのがきついです。
汚れてはいますが、あまり取り外しはおすすめしません。
理由はかなり大変な作業になることと、洗濯槽のステンレス部分を曲げる必要があり、完全には元通りにならないからです。
ただおすすめはできませんが下のプラスチック部分の取り外しも解説します。
洗濯槽の下部分を取り外すなら、ゴム手袋をかならずすることと、ゴミ取りネットの位置と洗濯槽の下部分の位置を印でもつけておくといいです。位置があってないとはまりません。ゴム手袋をする理由は、洗濯槽のステンレス部分の下のところは鋭利な刃物のようになるので手を切る危険性もあるからです。
洗濯槽のまわりのネジを全部はずしたら、マイナスドライバーを使いステンレス部分を曲げてなるべく平らにしていきます。
洗濯槽を回しならがステンレス部分を少しずつ曲げてつつ、洗濯槽のステンレス部分をスライドさせていきます。
そうするとこんな感じでステンレス部分がはずれます。
これがステンレス部分とプラスチックの間に入っていた汚れ(カス)です。
かなりやばいくらい汚れているのがわかるかと思います。
洗濯槽下部分 洗浄
洗濯槽の下の部分は、かなり細かいでこぼごになっているので、つけ置き洗いが有効です。
ブリーチ(漂白剤)に3時間くらいつけこむと汚れがふわっと浮いてきます。
上の画像のように汚れがういてきますので、よくある散水ノズルのジェットを使っても落とすことができます。
ケルヒャーなどの高圧洗浄機があれば、もっと楽に落とせるでしょう。
ただ高圧洗浄をつかうと、かなり水と汚れが周りに飛び散りますので、それを承知でおこなってください。
洗濯機の組み立て
洗濯機の組み立てもめっちゃ大変です。
まずはステンレスの下の部分をハンマーで平らにします。
平らにしないと洗濯槽の下部分のプラスチック部分をはめこむことができません。
それとはめ込む位置がまちがっていると、ゴミ取りネットが入らなかったりするので、はめ込むさいにも位置を気をつけてください。
あとは分解の時にも記載しましたが洗濯槽の軸の部分にあるワッシャーを入れ忘れないことと、パルセーターの下にあるワッシャーも入れ忘れないことです。
まとめ
パナソニックNA-FA80H6は洗濯槽を外すのに特殊な工具が必要になりますし、かなり大変なのであまり分解と槽洗浄はおすすめしません。
壊れる危険性もあるし、かなり大変です。
1000台以上分解した私でも2時間くらい時間がかかりました。
それとインパクトドライバーないと洗濯槽の周りのネジを外すだけでかなり疲れてしまうと思います。
おすすめのインパクトドライバーは下の記事で紹介しています↓
パナソニックNA-FA80H6 説明書
パナソニックNA-FA80H6の説明書は以下のページにあります。
パナソニック公式ページです。