今回は日立ビートウォッシュ BW-7WV 分解掃除の方法をご紹介します。
こちらの洗濯機はパルセーターの下にある38mmの中心のネジを外すのに特殊な工具が必要になりますし、洗濯槽を引き上げる際にギアプーラーという工具が必要になります。
一般のご家庭でも工具を揃えれば分解できないことはないですが、かなり大変な作業になりますので、洗濯槽クリーナー等での掃除をおすすめします。
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日立 ビートウォッシュ BW-7WV 分解掃除の方法
まずは洗濯機の後方のネジを両サイド合わせて2本はずします。
次に上の画像の矢印部分をマイナスドライバーなどを使ってもちあげます。
ネジが2本あらわれますので、とりはずします。
洗濯機のコントロールパネルをマイナスドライバーなどを使ってパカっと外します。
爪で、何箇所か、ひっかかりがありますので、折らないように注意してとりましょう。
コントロールパネル下のネジを、両サイド合わせて4本はずします。
次に洗濯機の上部をパカっと持ち上げると、洗濯槽と繋がっているホースが見えます。
繋がっている状態だと作業がやりずらいので、はずしましょう。
これで洗濯槽の上部を「バーン」と持ち上げることができます。
この洗濯機の場合上部のパネルが非常に重たいので、裏側にたてかけられるようにしたり、工夫をして配線に負荷がかからないようにしましょう。
次に洗濯槽の上部にある枠をはずします。
ネジでとまっているだけですので簡単にはずれます。
上の画像は洗濯槽上部の枠を取り外したところ。
ビートウォッシュ パルセーターの取り外し
次に洗濯槽のパルセーターを取り外します。
この型番の洗濯機はパルセーターがかたくて外れない場合がよくあります。
そんなときは上の画像のように、ビスをうちこんでそこを持ちながらガタガタ揺らしながら上に引き上げると外れやすいです。
かたいとネジ以外に何かでとまっているの??と勘違いする方もいますが、パルセーターは中心のネジ1本でとまっているだけです。
それとこの型番の洗濯機はパルセーターのサイズが洗濯槽の径とほぼ一緒なので、洗濯槽から取り外すのがめっちゃきついです。
少し曲げ気味でひっぱるとなんとか抜けます。
パルセーターの裏側はこんな感じです。
洗濯槽中心の38mmのナットの取り外し
次に洗濯槽の中心になる38mmのナットを外します。
いくつか方法はありますが、今回はいちばん確実にはずせる「ハンマーレスフランジナット回し」を使用して取り外します。
こちらの工具は使いやすいのですが購入すると8000円くらいしてかなり高額です。
その他、中心の38mmのナットを取り外す方法は下の記事で紹介しています↓
ちなみにこちらの洗濯槽の径は20mmくらいでした。
他の工具を使って取り外しを行おうと考えている人はサイズを参考にしてください。
「ハンマーレスフランジナット回し」はこのようにセットしてたたき回します。
こんな感じで38mmのネジがとれました。
かなり硬かったですw
やすい工具で中心のネジを取り外すなら下の工具がおすすめです。
ギアプーラーを使って洗濯槽を引き上げる
次にギアプーラーを使って洗濯槽を引き上げます。
2本爪ではパワーがたりず、3本爪の200mmをつかってギリギリ取り外すことができました。
洗濯槽のよっては中心部分が腐食して、固まってしまっている場合が多いのでギアプーラーを使っても持ち上がらない機種もあります。
この洗濯機の場合も、かなりギリでした。
なんとか洗濯槽は外れましたが、
この洗濯槽の場合、ステンレスそうがプラスチック部分に入り組んでいるため、ネジを取り外したとしても上側も
下側のプラスチック部分を取り外すことはできません。
ステンレス槽を曲げていけばなんとか外れますが、ベコベコに曲がってしまうのでやめておいた方がいいでしょう。
なので、このままの状態で洗剤とブラシを使って洗うのがベターだと思います。
洗濯槽はバラバラに分解していくのが困難なため、そこそこ綺麗にして終了です。
まとめ
「日立 ビートウォッシュ BW-7WV」は洗濯槽の取り外しをしても、洗濯槽じたいは分解できないため、完全に綺麗に掃除をすることはできません。
分解の難易度が高い上に、分解したところで完全に汚れを落とすことができないので、普通のご家庭では分解掃除をすることはおすすめできません。
洗濯槽クリーナーあたりで、掃除することをおすすめします。