今回はパナソニック洗濯機（NA-FA90H2）の分解と洗濯槽の掃除の方法を解説します。
※今回の洗濯機は、内部の汚れが酷そうだったので、漂白剤でつけおきをしてから分解していきます。漂白剤でつけおきしておくと、汚れをおとすのが楽です。
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洗濯槽をバラバラに分解するにはインパクトドライバーがあると便利です。安い物なら5000円あれば購入できますし、他の用途でも使用できます。おすすめのインパクトドライバーは下の記事で紹介していますのでお時間ある方は合わせてお読みください↓↓
パナソニック洗濯機（NA-FA90H2）分解
まずは洗濯機の両サイドのネジをとります。
化粧シールがはってあるので、シールをとってからプラスドライバーを使ってネジをとりましょう。
次に洗濯機の後ろ側にあるネジを２本とります。
次に洗濯機の上部のパネルを上にもちあげます。
上の画像にしるしをつけましたが、２箇所ひっかりがありますので、へらなどを使用して引っかかりを外しながら上部パネルを持ち上げましょう。
ちなみに上部のパネルを持ち上げるさいに、上のしるしをつけた部分がひっかかる場合があるので、折らないように注意して上部は持ち上げてください。
洗濯槽の取り外し準備
次に洗濯槽上部のネジをとります。全部で５本です。
あとは上の画像のようなひっかかりが何箇所かあるので、外しながら洗濯槽上部の枠をとります。
こんな感じで枠がとれました。
パルセーターの取り外し
次にパルセーターを取り外します。
中心にネジが１本とり持ち上げてください。
パルセーターがかたくてうまく持ち上がらない時は、ビスを小さい穴に入れてガタガタゆらしながら持ち上げると取れる場合があります。
洗濯槽の取り外し
次に中央にある38mmのネジをはずしていきます。
このネジをとる方法は２つあります。
- 電動工具を使う
- ハンマーを使ってたたき回す
どちらかの方法を使って中心のナットをとりましょう。
電動工具と専用の38mmのソケットを使用する
電動工具を使う場合は専用の38mmソケットも必要になります。
ナットも傷がつかないので、いちばんおすすめする外し方は電動工具と専用のソケットをしようする方法です。
パイプレンチやモンキーを使ってたたき回す
上の画像のようにパイプレンチやモンキーをナットに合わせて、ハンマーを使ってたたき回す方法もあります。
このやり方の場合、固くなってしまっていると回らないし、ナットに傷がつく場合もあります。
このようにナットが外れたら次の工程にうつります。
その他にも38mmのナットを取り外す方法はいくつかあります
その他にもいくつか38mmのナットを取り外す方法はあります。
持ち手の部分が短く幅が38mm以上ひらくモンキーを利用して、ハンマーで叩き回すというやり方です。
上の画像のモンキーは海外通販サイトで1000円以下で購入できます。
※洗濯槽の経を計測してから購入することをお勧めします
その他、洗濯槽の中心の38mmナットを取り外す方法は下の記事で詳しく紹介しています↓↓
ギアプーラーを使って洗濯槽を持ち上げます
次にギアプーラーという工具を使います。ギアプーラーには３本爪のものと２本爪のものがあり、洗濯機のサイズ（容量）によって使い分けます。今回分解している洗濯機は9kgとサイズの大きいものですので、3本爪のものを使います。
ギアプーラーを洗濯槽にセットし、上に持ち上がるように回していきます。
上の動画はギアプーラーを使って、洗濯槽を外している動画です。
２本爪のギアプーラーを使用していますが、基本的なやり方は一緒です。
ギアプーラーを使って洗濯槽が上がってきたら、最後は洗濯槽をぬきあげてください。
洗濯槽の分解
次に洗濯槽を分解していきます。
8mmのナットが何本かついているので、全部はずします。
次に糸くずフィルターなどを上に引き上げてはずします。
裏側にカスがたまっているので、綺麗にしましょう。
こんな感じでカスがたまっています。
洗濯槽の裏側はこんな感じになっています。
漂白剤でつけていたので、だいぶカビなどの汚れは少ないですがそれでも残っている部分はあります。
ブラシなどでこすって落としましょう。
ほんとうなら洗濯槽の下の部分、
をとって洗浄したいところですが、アルミ部分をめくらないとはずれず、一度めくると綺麗に元に戻すことはできません。
どうしても外したい人は下の記事を参考にしてください。
今回は漂白剤で１日寝かせて、その後分解をここまでし、あとはブラシと中性洗剤で掃除をしました。
自分でパナソニック洗濯機（NA-FA90H2）の分解と掃除をする方の参考になれば幸いです。
洗濯機の掃除は自分では難しいと感じた方は、下の記事をお読みください。
洗濯機の内部洗浄をしてくれる業者を比較している記事です。
