「中古の冷蔵庫って本当に大丈夫?」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
中古品ならではのリスクや、選び方で失敗しないコツを知っておくことは重要です。
この記事では、中古冷蔵庫を選ぶ際の注意点や、リサイクルショップでの購入ガイド、さらに省エネ性能や製造年による寿命まで、押さえておきたいポイントを元リサイクルショップ店員が詳しく解説します。
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中古の冷蔵庫を選ぶ際の注意点

- 中古冷蔵庫を買う前に確認すべきポイント
- 冷蔵庫の状態チェックの重要性
- 省エネ性能と消費電力について理解する
- においが臭い冷蔵庫もある
- どんな環境で使っていたかわからない
- 新品の冷蔵庫との価格を比較
中古冷蔵庫を買う前に確認すべきポイント
中古の冷蔵庫を選ぶ際、まずは基本的な動作確認が大切です。冷却性能や庫内の状態、電源を入れて冷えるまでの時間など、現場でしっかりチェックしましょう。また、冷凍機能の具合も確認すると安心です。さらに、庫内の匂いも要チェック。特に中古品の場合、長期間使われていた可能性があるので、使い勝手を左右する細かい部分も見落とさないようにしましょう。
冷蔵庫の状態チェックの重要性
冷蔵庫は中の状態だけでなく、外観も重要です。
ドアの開閉具合やゴムパッキンの状態、外装に目立つ傷やへこみがないか確認しましょう。
これらは、冷蔵庫が正しく機能するかどうかに大きく影響します。
ドアがしっかり閉まらない場合、冷却効率が悪くなり、電気代がかかる原因になることもあります。
省エネ性能と消費電力について理解する
中古の冷蔵庫でも、なるべく省エネ性能が高いものを選びたいですね。
最新の冷蔵庫ほど省エネ性能が良いことが多いですが、型落ちでも省エネ性能がしっかりしているモデルを選ぶと、日々の電気代を節約できます。
特に、電気代が気になる方はエネルギー効率を示すラベルや、消費電力を事前に確認することをおすすめします。
どんな環境で使っていたかわからない
リサイクルショップの店員は掃除のプロですので、汚い冷蔵庫でも見た目をかなり綺麗にすることができます。
もしかしたら購入する中古の冷蔵庫は、ゴミ屋敷のような場所に置いてあったものかもしれません。
みた目は綺麗でも、使用していた環境によっては、寿命が早くなる可能性もあります。
においが臭い冷蔵庫もある
掃除をしてもにおいが残ってしまい、臭い冷蔵庫もあります。
リサイクルショップでは冷蔵庫の掃除は入念に行いますが、取りきれないにおいが残ってしまう場合がおおいです。
とくに長い期間使用していた冷蔵庫は、冷蔵庫内部に入っている断熱材においがついてしまってとれないんです。
断熱材までは掃除ができませんからね。
においはネットショップで中古の冷蔵庫を購入する場合は確認できませんが、実店舗の場合は冷蔵庫のにおいをかいでみて、チェックすればいいと思います。
リサイクルショップでの中古冷蔵庫購入ガイド
リサイクルショップのメリットとデメリット
リサイクルショップで中古冷蔵庫を購入する場合、価格の手頃さが一番のメリットです。
新品を買うよりも大幅にコストが抑えられるのが魅力です。
しかし、デメリットとしては、保証がない場合や、修理が必要な状態であることもあります。そのため、購入前にショップの保証内容や返品可能かどうかを確認しておくことが大切です。
人気の冷蔵庫メーカーとその特徴
中古市場でも人気の冷蔵庫メーカーはいくつかあります。
たとえば、パナソニックや日立、三菱の冷蔵庫は信頼性が高く、耐久性や省エネ性能でも評判が良いです。
これらのメーカーの冷蔵庫は、中古でも一定の品質が期待できるので、選択肢としておすすめです。
新品の冷蔵庫との価格を比較
それとリサイクルショップ によっては、新品価格とほとんど変わらない価格で販売しているところもあります。
必ず新品価格と比較して、中古で買うとお得かを考えて購入を検討してください。
冷蔵庫の製造年と寿命について
型落ちモデルのリスクと選び方
中古冷蔵庫の中には、製造年が古い型落ちモデルが含まれています。
製造年が古いほど部品の劣化や故障のリスクが高くなるため、選ぶ際には注意が必要です。ただし、型落ちでも状態が良く、メンテナンスされているものは十分使えることも多いです。製造年と使用期間のバランスを考慮しながら選びましょう。
個人的な意見としては古くても5年以内のものがいいと思います。
冷蔵庫の故障は使用してきた環境などにもよりますが、7年ぐらいから増えてきます。
保証期間内に壊れたなら、交換や返金などの対応を販売店がしてくれると思いますが、保証期間が切れてしまってから壊れてしまっては困ってしまいますよね。
とりあえず製造年月日は古いけど安いからかっちゃおう!
その考えはかなり危険です。
保証の重要性とそのチェックポイント
中古冷蔵庫を購入する際には、リサイクルショップでの保証があるかが重要です。中古の冷蔵庫となるとメーカー保証の1年間は使えません。
リサイクルショップによっては独自に保証をつけてくれますが、長くても半年間です。
ちなみに、僕の勤務していたリサイクルショップでは1万円以上の冷蔵庫に関しては半年間の保証。1万円以下の冷蔵庫には3ヶ月間の保証をつけて販売していました。
冷蔵庫はリサイクル家電になりますので、処分するのが大変です。
保証期間がない冷蔵庫は絶対に買ってはいけません。
最低でも3ヶ月以上保証が付くものを購入しましょう。
冷蔵庫の故障事例と対策
冷蔵庫の故障は、主に冷却機能やドアのパッキン部分に多く見られます。
これらの故障は、放置するとさらに大きな修理費用がかかることもあるため、早めの対応が大切です。
中古購入時は、冷却性能やドアの状態に加え、運転音にも注意して点検すると、故障のリスクを減らせます。
壊れている冷蔵庫の処分で困っている人は下の記事を読んでみてください。壊れていても買い取りしてくれる業者を紹介しています↓↓
中古の冷蔵庫にメリットはあるの?
中古の冷蔵庫を買う時の注意点は上で紹介しましたがメリットはあるのかをお答えします。
購入を検討している方ならわかると思いますが、
中古冷蔵庫のメリットは「安い!」それだけです(笑)。
半額以下で購入できる物も多数あり、送料無料で配達してくれる店舗もあったりします。
メリットはそれぐらいです。
中古の冷蔵庫はダメ?まとめ
- 中古の冷蔵庫を選ぶ際は、状態チェックが重要です。外観や動作確認をしっかり行いましょう。
- 冷蔵庫の製造年を確認し、寿命を考慮することが大切です。古すぎるモデルはリスクがあります。製造年月日が5年以内のものを購入しましよう。
- 省エネ性能や消費電力についても理解し、ランニングコストを抑える選択を心掛けましょう。
- リサイクルショップでは、メリットとデメリットを比較検討することが必要です。特に、保証内容や返品ポリシーを確認しましょう。
- 中古冷蔵庫の購入後は、設置時のスペースがちゃんと確保できているか確認しましょう。
- ネット通販で購入する際は、商品の状態や写真をしっかり確認し、送料やサービス内容も確認することを忘れずに。
- 中古の冷蔵庫を買う場合でも、価格.comなどで、新品価格の相場などを確認して、中古品の価格と比較してから購入するようにしましょう。
- 2ドア冷蔵庫の海外製なら新品でも安く購入できます。日本製に拘らない場合は海外製も視野にいれましょう。ただし海外製の冷蔵庫はリセールバリューが低いです。
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