この記事を読んでくれているということは、洗濯機のくさい臭いでお悩みなんですね。
今回の記事では洗濯機のくさい臭いの原因と、自分で解決する方法を紹介します。
ちなみに余談ですが、においでも「匂い」「臭い」2種類の漢字がありますよね。
この漢字の使い分けは、
「いい香りの匂いがする」「どぶの臭いがする」
このように良い香りの場合はこっちの「匂い」。
くさいものの場合はこっちの「臭い」を使うようです。
洗濯機のくさい臭いはカビの汚れが原因
洗濯機のくさい臭いは、カビが発生しさらに繁殖している雑菌が原因です。
ですので洗濯機のくさい臭いを消すには、カビ汚れを落とせば改善されます。
洗濯機のくさい臭いを撃退するには、業者に洗濯機の分解洗浄を依頼するのがいちばんいいのですが、なにせ分解洗浄には最低12000円くらいのお金がかかってしまいます。なるべくならあまりお金をかけずに洗濯機のくさい臭いを撃退したいですよね。
おすすめの洗濯機分解洗浄業者は下の記事で紹介しています↓↓
おすすめの洗濯機の掃除、クリーニング業者一覧を徹底比較！
自分で洗濯機のくさい臭いを撃退する方法
自分で洗濯機のくさい臭いを撃退する方法は大きくわけて以下の２つです。
- 市販の洗濯槽クリーナーを使う
- 洗濯機を分解掃除する
市販の洗濯槽クリーナーを使う
市販の洗濯槽クリーナーを使えば、完全にカビ汚れはおちませんが、ある程度汚れを落とすことは可能です。
市販の洗濯槽クリーナーを大きくわけると以下の3種類になります。
- 塩素系クリーナー
- 酵素系クリーナー
- 重曹
使い方は基本的にはどれも一緒です。
市販の洗濯槽クリーナーの使い方
まずは洗濯機の中にお湯をためます。水でも大丈夫ですがお湯の方が汚れを落としやすいのでなるべくお湯を使いましょう。
洗濯槽クリーナーをお湯に入れ、洗濯機を1分程度回して全体に洗浄液がいきわたるようにします。
注意点としては、そのまま排水しないようにしてください。
回し続けると排水モードになって、せっかく作った洗浄液を流してしまうことになります。
その後、最低半日間つけおきします。
ですので、その日は洗濯できないと思っておいた方がいいです。
半日ぐらいたてば洗浄液に汚れカスが浮いてくると思います（必ず浮いてくるとは限りません。汚れがひどくない場合は浮きません）
その後、洗浄液を流し、洗濯物を入れない状態ですすぎ洗いを3回程度やれば洗濯槽の洗浄は完了です。
とても簡単な作業ではありますが、もう一度いいます。完全には綺麗にはなりません。
下の画像をごらんください。
こちらの画像を見ていただければ、ご理解いただけると思いますが、これは塩素系の業務用洗剤で２日つけおきした後洗濯機を分解した画像です。このように洗濯槽の下のプラスチックの部分とステンレス槽の接地面にはたくさんの汚れカスが残ってしまっています。
そうです周りのカビはある程度落とせても、内部の細かいところの汚れまでは落とすことができないのです。
洗濯機のくさい臭いを完全になくすには分解掃除
洗濯機のくさい臭いを完全になくすには分解掃除しかありません。
このブログ「修理方法.com」ではたくさんの洗濯機の分解方法を解説しています。
ギアプーラーや38mmのレンチなどの、専門の工具が必要な洗濯機は自分で分解掃除をするのは難しいかもしれませんが、「東芝」や「シャープ」などは比較的に簡単に分解掃除ができますので、自分で分解掃除をしてみるのもいいかもしれません。
逆に「パナソニック」や「日立」は専用の工具が必要になりますので、洗濯槽クリーナーで掃除をするか、専門の業者に分解掃除をしてもらうしかないでしょう。
洗濯機の詳しい分解のやり方は、下の記事でメーカー型番ごとにわけてリンクを貼ってあるのでご確認ください↓↓
【メーカー・機種別】洗濯機の分解・槽洗浄の方法 まとめ
まとめ
洗濯機のくさい臭いの原因は、カビ汚れが発生して雑菌が繁殖しているためです。
そしてくさい臭いを撃退するには、掃除をするしかありません。
個人的におすすめするのは、お金がないなら「洗濯槽クリーナー」を使うか、東芝やシャープなら自分で分解掃除をしてみる。
お金に余裕があるなら専門の業者に依頼するのがおすすめです。
以上、洗濯機のくさい臭いの撃退の参考になれば幸いです。
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