今回はシャープレコーダーリモコン(GA426PA)の分解方法と、リモコンが効かない、反応しなくなった場合の対処方法を紹介します。
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レコーダーのリモコンが効かない(反応しない)場合の対処方法
リモコンの一部分が効かない場合は、ボタンの部分と基盤の接点部分に問題がある場合が多いです。
汚れがたまってしまって効かなくなっているか、何回も使うボタンで基盤の接点部分がすり減ってダメになってしまっているかのどちらかです。
リモコン全部のボタンが効かなくなってしまっている場合は、基盤全体が壊れてしまっているか、電池を入れる部分のコイルのところが電池の液だれで腐食してしまってうまく通電できなくなってしまっているかのどちらかです。
リモコン全部のボタンが効かない場合は、買い換えた方がいいと思います(僕は修理できた試しがないです)。
リモコンは分解して掃除するだけで効きがよくなる場合もあります
今回の記事で紹介する対処方法は、とても単純ですが、修理できる可能性が100%というわけではありません。
その方法はリモコンを分解して、基盤部分を掃除するというとても単純なものです。
アルコールスプレーを布に湿らせて、効かないボタンと基盤の接点部分の汚れを拭き取るだけです。
ですがまれに修理できる場合もあるので試してみる価値はあります。
これでも効きがよくならない、反応がよくならない場合は、
- ボタン裏にアルミテープを貼って、接点の通電をよくする
- ボタン裏を濃い鉛筆で塗りつぶして通電をよくする
この2つのやり方も試してみてください。
これをやってもダメならもう諦めましょう。
シャープ レコーダー GA426PA 分解方法
どのリモコンも分解方法はそこまで変わらないのですが、今回は「シャープ レコーダー GA426PA」の分解方法を紹介します。
まずは裏側の電池を取り、上の画像の矢印部分のネジを精密ドライバーを使用して3本取ります。
あとはパカっとリモコン開ければいいのですが、上の矢印部分にひっかかりが4箇所あります。
ひっかかり部分を拡大するとこのようになっています。
うまく精密ドライバーのマイナスを隙間に入れて押しながら開くといいでしょう。
かんたんに折れてしまうので、その時は仕方ないのであきらめましょうね(笑)
別に折れても使用には問題ないので。
ボタン部分はゴムのような素材でできているので水洗いすることが可能です。
基盤部分は効かない、反応しない部分を重点的にアルコールスプレーか水で布を湿らせて拭き取ります。
直接基盤にアルコールスプレーをかけたり、水をかけたりはしないようにしましょう。
「シャープ レコーダー GA426PAの分解方法」は以上です。
最後に
絶対に改善するわけではありませんが、テレビやレコーダーのリモコンは分解掃除をするだけで、効きが良くなったりする場合があります。
もし効かなくなった、反応しなくなったリモコンがありましたら、買い換える前に分解掃除してみてはいかがでしょうか。