
パナソニック 5.0kg全自動洗濯機 NA-TF592の分解と洗濯槽の取り外し、掃除の方法を解説します。
[box02 title="洗濯機の分解が難しいと思った方は!?"]自分で洗濯機の分解掃除はちょっと難しいなぁ〜と思った方は、専門の業者に分解掃除を依頼してみてはいかがでしょうか?
下の記事ではおすすめの洗濯機クリーニング業者を徹底比較しています。よかったら読んでみてください↓↓
おすすめの洗濯機の掃除、クリーニング業者一覧を徹底比較![/box02]
洗濯槽をバラバラに分解するにはインパクトドライバーがあると便利です。安い物なら5000円あれば購入できますし、他の用途でも使用できます。おすすめのインパクトドライバーは下の記事で紹介していますのでお時間ある方は合わせてお読みください↓↓
NA-TF592 分解

まずは洗濯機の両サイドのネジをとります。
ネジを隠す、化粧シールがはってあるのではがします。
マイナスドライバーや先のとがったものでめくるといいと思います。

ネジが現れるので、両サイド2本とります。

次に洗濯機のサイド後方のネジをとります。
両サイドにあるので2本ともとりましょう。

これで洗濯機の上部がパカっと開きます。

次に洗濯槽の上部の枠をとります。ひっかかりが5か所くらいあるので、外しながら枠をもちあげればとれます。

こんな感じで洗濯槽上部の枠はとれます。

次にパルセーターをとります。
中心のネジを1本とり持ち上げれば外れます。
パルセーターがかたくて取れない場合は、こちらの記事を参考にしてください
【洗濯機の分解 槽の掃除】固いパルセーターの外し方 サンヨー4.2kg(ASW-T42E)

パルセーターを取ると、6角の大きいナットがあらわれます。

サイズは38mmです。
ほんとうなら、38mmのソケットを使い外しますが、今回はパイプレンチとハンマーを使い外します。

パイプレンチでナットを外すと、ネジに傷がつくので、基本はソケットを使ってはずします。中心が高くなっているので38mmのロングソケットを使用し、インパクトレンチ又はラチェットレンチを使用して回します。洗濯槽の中にラチェットレンチが入らない場合は延長棒をつけて回しましょう。
上の画像のようにロングソケットをインパクトレンチか、ラチェットレンチにセットして使用するのがベストです。

このようにパイプレンチをセットして、ハンマーでたたきまわします。

そこまでキツクはしまっていないので場合が多いので、初めに軽くたたけば回ることがおおいです。
※たまにめっちゃかたい場合もあります・・・その時は根気よくたたき続けましょう。
その他にも38mmのナットを取り外す方法はいくつかあります

その他にもいくつか38mmのナットを取り外す方法はあります。
持ち手の部分が短く幅が38mm以上ひらくモンキーを利用して、ハンマーで叩き回すというやり方です。
上の画像のモンキーは海外通販サイトで1000円以下で購入できます。
※洗濯槽の経を計測してから購入することをお勧めします
その他、洗濯槽の中心の38mmナットを取り外す方法は下の記事で詳しく紹介しています↓↓
ギアプーラーを使って洗濯槽をひきあげます

次に中心部分にギアプーラーをセットします。

14mmのスパナや、モンキー、
まぁなんでもいいのですが、中心を回していきましょう。
インパクトを使うと楽です。

中心を回していくと、洗濯槽が少しずつ持ち上がってきます。
ちなみにさっき補足でいっていた、大事なワッシャーみたいなものも上に上がってきています(画像中心のやつ)

ある程度まで洗濯槽が持ち上がったら、あとは手で引き上げれば洗濯槽はとれます。

3年間洗濯槽の掃除をしないと、こんな感じになってしまう場合もあります。
今回のはかなり汚れがひどいです。

洗濯槽の汚れはこんな感じ。
この状態でもそれなりに綺麗にすることはできますが、完全にきれいにするには洗濯槽をさらにバラバラに分解する必要があります。

とりあえず洗濯槽の周りについている、ネジを全部とりまくります。

ネジをとればここまでは誰でも簡単に分解できます。

ここからが、たいへん!
ステンレス層のふちを曲げていく作業に入ります。
気になる方はこの状態で汚れをとることをおすすめします。
少しずつ周りのふちを曲げてまっすぐにしていけば、

こんな感じでステンレス層を取り外すことができます。
かなりかたくはまっているので、本当にとれるのか心配になると思いますが、根気よくやれば外れます。
かなり大変な作業になりますし、ステンレス層がかなり変形しますので、気になる方はやらないほうが無難です。
ただこの作業をやれば、間にはまっているカスを綺麗にできるので、かなり気持ちいいです(笑)

あとはパーツごとにブラシと洗剤で落とすだけです。
最後に

組み立てたあと、ハンマーを使いステンレス層を形成します。
しかし残念ながら曲げる前の状態には戻りません(笑)
以上、時間のある方は挑戦してみてください。
ちなみに自分は4時間ぐらいかかりました。




