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中古のエアコンはやめた方がいい!リサイクルエアコンの注意点

暑い季節になってきました。
夏の必需品と言えば、「扇風機やエアコン」などの季節家電。
僕の勤務していたリサイクルショップでも、上記の商品は取扱していますが、買う側の人にとっては、中古のエアコンを購入するのは、少し抵抗があるという方もいるのではないでしょうか?

「カビの臭いがしそう」「すぐに壊れそう」「冷えるのかなぁ」
こんな意見を質問されたりすることが、よくあります。

たしかに中古のエアコンを"安い"という理由だけで購入してしまうのは、安易な考えだと思います。ですが、デメリットを理解することと、選び方を間違えなければそこまで心配する事はないと僕は思います。

今回はエアコンの掃除や取り付けも経験している、元リサイクルショップ店員の僕が、中古エアコンのデメリットと、リサイクルショップで購入する時の注意点を紹介します。

メリット(良い点)

まずメリット(良い点)は「価格が安い」ことです。
新品で購入する価格の7割程度から安いものでは、半額以下で購入する事ができます。

※その他メリットを考えましたが、値段が安い意外は特になさそうです。
※中古のエアコンでも、冷暖房の強さや、お掃除ロボなのでの機能の有無、年式などの違いによって価格も変わってきます。

デメリット(悪い点)

新品と比べると壊れる確率は高い

家電全般に言えることだと思いますが、年式が古い物のほうが壊れる確率は高いです。
僕のいぜんに勤務していたリサイクルショップでは古いエアコンで、7年前の製品から販売しています。

7年前としている理由

エアコンは設計上の標準使用年数を10年とメーカーが設定しています。僕が勤務していたリサイクルショップでの販売基準は、メーカーの標準使用年数の数字を考えて7年前のものまで販売することにしていました。他のリサイクルショップではもっと古いものを扱っているお店もあります。個人的な意見としてはあまりにも古いエアコンは購入しない方がいいと思います。

壊れる確率が高いといっても、新品で購入したとしても5年くらいで壊れてしまったケースもあったりしますが、中古の方が壊れる確率が高いのはたしかです。

保障期間が短く、壊れたらかなり大変

リサイクルショップで販売している中古のエアコンは、保障期間が新品のエアコンを購入するのとは違い短いのが一般的です。
長く保証をつけるところでも、半年ぐらいでしょう。


中古のエアコンを購入して、仮に1年後壊れてしまった場合、かなり大変なことになります。
修理するとしても、かなりの金額がかかる場合がほとんどです。


修理代を合わせたら、逆に新品を最初から購入していた方が、安上がりだったなんてこともありえます。
自分の経験上では、保障期間が切れてすぐに壊れたケースは今まではありませんが....
こういうリスクもあるということです。3年目で壊れたケースはありました。

それに比べて、新品でエアコンを購入すれば、5年保証や10年保証もつけることができます。
別料金を払うことになる場合もあり、かなり高額になってしまいますが、安心して長年使う事ができます。

購入する時の確認するポイント・注意点

  • 保証期間はどれくらいつくのか
  • 年式
  • エアコンの外装のチェック

保障期間の確認

中古のエアコンを購入する時は必ず保障期間を確認しましょう。
できれば半年間は保証をつけてくれるところで購入した方がいいです。
理由はエアコンの冷媒ガスの漏れによる、冷たい風がでない不具合は、3ヶ月以上経過してから症状が現れる場合があるからです。
大きく漏れが発生していれば、1週間程度で冷えなくなりますが、微量の漏れの場合は冷えない症状が発生するまでに3ヶ月以上かかる場合があります。

年式

安いからといって年式を確認しないで買うのはやめましょう。
先ほども説明しましたが、エアコンは設計上の標準使用年数は10年です。
そして古いエアコン程、壊れる確率は高いです。

エアコンの外装のチェック

・エアコンカバー
・黄ばみ
・シロッコファンの確認
・フィンの確認

・エアコンのカバー

エアコンは取り付ける場所によって、銅管だす場所が変わってきます。
右、左、右下、左下、いろいろな方向から出します。

すべてのケースではありませんが、、エアコンは取り付ける際に、銅管の出す方向部分のカバーをカットします。
いろいろな場所に付けたり、外したりしたエアコンこの部分が何箇所もカットされている場合があります。

2箇所以上カットされている場合、 最低でも2回は取り付け、取外しをしている証拠です。
何回も取り外しや取り付けしているエアコンはすぐに壊れてしまうというわけではありませんが、取り付けする場所が変わると、銅管を曲げる方向も違って来る為、ガス漏れなどの故障トラブルの原因にもなりかねません(絶対ではありませんよ)

・黄ばみ
黄ばみがあるエアコンは、タバコのヤニが凄い場所で使用していた可能性があります。
いくら掃除をしていても、臭いが残っている可能性ありますし、ヤニが機械の内部にこびりついていると故障の原因になる場合もあります。

・シロッコファンの汚れの確認


シロッコファンは、風吹き出し口の、黒くてクルクル回る部分のことをいいます。
さすがにここが汚れたまま販売しているところはないと思いますが、念のため確認したほうが良いです。カビが付着していたり、汚れている場合は掃除していない証拠ですので購入はやめたほうがいいです。臭いの原因になります。
※僕のリサイクルショップでは必ず分解洗浄します。

・フィンの汚れの確認


上部のカバーを持ち上げフィンの部分も確認します。
これも同じく、カビが付着していたり、汚れているようだったら購入をやめましょう。
臭いの原因になります。


※僕の勤務していたリサイクルショップでは必ず分解洗浄します。

まとめ

簡単にまとめると中古エアコンのデメリットは新品エアコンと違い、5年保証などには入れない。なので2年目くらいで壊れてしまった場合、修理代を考えると新品を購入した方が安くつく場合がある。

購入する時のポイントは、
「保障期間が半年以上ついていて、掃除をきちんとしている。それとこの記事で紹介しているポイントを考慮して購入する」
そんな感じで中古のエアコンを購入するといいと思います。

新品のエアコンを購入した方がいい場合も

新品のエアコンでも価格の安い製品がラインナップされています。価格の安いエアコンの売れ筋ランキングも下記に紹介しているので参考にしてください

1位.日立 RAS-AJ22N

2位.ダイキン S223ATES

3位.アイリス オーヤマ IAF-2205GF

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