今回は日立7.0kg洗濯機(NW-T71)の分解と清掃方法を紹介します。
初めに言っておきますが、この型番の洗濯機は分解がかなり大変ですので、一般の家庭で分解と掃除ができるしろものではございません。
僕は仕事上なんとか分解しましたが、いろんな意味で後悔しました。
ですが、それでも頑張って分解しようとおもう人の為にも、分解方法をのせておきます。
日立7.0kg洗濯機(NW-T71)分解方法
まずは両サイドのネジをとります。
通常上の画像のようにネジはむき出しになっているわけではなく、化粧シールがはってあります。
次に上部パネルの後ろ部分のネジをとります。
上の画像の矢印部分のところのカバーをめくるとネジが現れます。
2箇所あるので、両方とりましょう。
これで上の画像のように上部パネルが「パカ」っと持ち上がります。
次にパルセーターをとります。
中心部のネジをとり、上に持ち上げればとれます。
パルセーター裏側はこんな感じで汚れています。
洗濯槽の取外し
ここからは洗濯槽を取り外す為の作業になります。
洗濯槽中心部分は38mmか40mmぐらいの大きなナットでとまっています。
これを取るのですが、通常のモンキーだとサイズ的に入りません。
僕の場合は上の画像のように、毎回パイプレンチの持ち手をカットしたものをナットにかませて、ハンマーでたたき回しています。
このようなナットでとまっています。
ナットを取ったら、次に上の画像のような「ギヤプーラー」という道具が必要にないります。
ギヤプーラー 2本爪 150mm STRAIGHT/19-1126 (STRAIGHT/ストレート)
上の画像のように洗濯槽の下の部分にセットして、
スパナで上部を回していくと、少しずつ上に洗濯槽が上がってきます。
一定の位置まで上がれば後は持ち上げるだけです。
このように裏側はカビだらけ!
ここからは分解しない方が無難
ここからの分解はあまりおすすめしませんが、いちようやり方だけ。
洗濯槽の上と下にはプラスチックの部分があり、これは上下ともに分離することができます。
ただしかなり大変な作業ですし、取り外すとはめ込むのが、また大変です。
ですのでオススメはできません。
それではいってみましょう!!
まず上下部分を取りたいなら、洗濯槽の周りについているネジを全部とりましょう。
その後、上の画像のようにアルミ部分をめくっていきます(うまく表現できなくてすんません・・・あまり伝わらないかも)
その後、内側の部分からマイナスドライバーを入れたり、外側からマイナスドライバーを入れたりして、うまくプラとアルミの部分を分離させます。
かなり固いですし、根気のいる作業になります。
それと、アルミ部分が結構傷つきます。
分離した時の画像です。
プラとアルミの密着している部分はかなりカスがたまります。
今回は洗濯槽の上部のプラの部分はとりませんでした。
取る際に「アルミの部分がかなり破損しそう」と判断した為です。
これで「日立7.0kg洗濯機(NW-T71)の分解と清掃方法」は終わりにします。
再度いいますが、一般の方は洗濯槽の分解しない方がいいです。かなりきついです(笑)