今回は日立の8kg洗濯機(NW-R801)の分解方法と洗濯槽の清掃のやり方を紹介します。
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【メーカー・機種別】洗濯機の分解・槽洗浄の方法 まとめ
[box02 title="洗濯機の分解が難しいと思った方は!?"]自分で洗濯機の分解掃除はちょっと難しいなぁ〜と思った方は、専門の業者に分解掃除を依頼してみてはいかがでしょうか?
下の記事ではおすすめの洗濯機クリーニング業者を徹底比較しています。よかったら読んでみてください↓↓
おすすめの洗濯機の掃除、クリーニング業者一覧を徹底比較![/box02]
洗濯槽をバラバラに分解するにはインパクトドライバーがあると便利です。安い物なら5000円あれば購入できますし、他の用途でも使用できます。おすすめのインパクトドライバーは下の記事で紹介していますのでお時間ある方は合わせてお読みください↓↓
8.0kg洗濯機 NW-R801
まず洗濯機の上部のパネルの外し方です。
上の画像の矢印部分の位置にネジが止まっていますので外します。
次に上の画像の矢印部分のネジをとります。
上の画像は、ネジ上のカバーを取った後です。
マイナスドライバーがあればカバーは簡単にとれます。
ネジを2本とれば、コントロールパネルは上に持ち上がります。
持ち上げた後、上の画像の矢印部分のところに、ひっかかりがありますので、それを外しながら、洗濯機の上部パネルを持ち上げます。
次に洗濯槽の上部のネジをとります。
上の画像の矢印部分以外にも何本かあります。
全部外しましょう。
このような感じで上のカバーはとれます。
次に洗濯槽の中心部分のパルセーターをとります。
真ん中にあるプラスネジを1本とりましょう。
プラスネジ1本でパルセーターはとれるのですが、たまにうまくとれない場合があります。
そのような場合は上の画像のような、ネジを使い、
パルセーターにあいている小さい穴に打ち込み、フックの部分を使って上に持ち上げるととりやすいです。
パルセーターがとれない場合のとるこつとしては、力で上に持ち上げるのではなく、ちょうど抜ける角度があるのでそれを見つけることです。
パルセーターを取ると、中心に40mmぐらいのナットネジが出てきます。
40mmのサイズを回せる工具があればいいのですが、おそらく一般の家庭にある工具入れには入ってないと思います。
自分の場合はパイプレンチをカットしたものと、ハンマーを使ってたたき回してとっています。
これは中心部のナットネジです。
洗濯槽を持ち上げるにはこちらの工具を使用します。
左は「ギアプーラー」で右は「スパナ」です。
ギヤプーラはこのように洗濯槽にセットし、スパナを使って中心部を回していきます。
中心部を回していくと、少しずつ洗濯槽は上に上がってきます。
ある程度の位置まで上がったら、あとは手で引き上げればOKです。
洗濯槽の分解
こちらは引き上げた洗濯槽の下部分です。
かなり汚れがたまっています。
ここからは洗濯槽を分解していきます。
周りにあるネジを全部外していきましょう。
ステンレス層とプラの部分の境目は、ネジを取っただけでは抜けないようになっています。
このようにステンレス部分が折れ曲がっているので、その部分をマイナスドライバーなどで、まっすぐにする必要があります。
全体1周折れをまっすぐにする必要があるので、かなり大変で、掃除後、はめ込むのもまた大変です。
時間もかかりますし、ステンレス部分は鋭利な刃物状態になっているので、危険です。
自信のない人はやめておいた方がいいでしょう。
ステンレス部分の切り離しをしないでも、ある程度綺麗にすることは可能ですので。
ステンレス部分の切り離しをすることこのようになります。
この部分にもかなり汚れは入りますので、完璧に綺麗にしたい場合は、切り離しはは必須です。
清掃した後の画像になりますが、最終的にはこのようにバラバラになります。
最後に
いろいろな洗濯機を分解清掃してきましたが、この型番の洗濯機はかなり難易度が高く大変な洗濯機でした。
掃除にかかった時間は合計で5時間かかりましたし、ギアプーラーという特殊な工具も必要になります。
普通の一般の家庭では清掃が困難な機種になりますので、洗濯槽クリーナーを使っての清掃をおすすめします。