今回は日立5.0kg洗濯機「NW-5KR」の分解と洗濯槽の清掃方法を紹介します。
違うメーカーや、違う型番の洗濯機を探している場合は、下のリンク先から探すと目的の洗濯機が見つかるかもしれませんよ。
【メーカー・機種別】洗濯機の分解・槽洗浄の方法 まとめ
[box02 title="洗濯機の分解が難しいと思った方は!?"]自分で洗濯機の分解掃除はちょっと難しいなぁ〜と思った方は、専門の業者に分解掃除を依頼してみてはいかがでしょうか?
下の記事ではおすすめの洗濯機クリーニング業者を徹底比較しています。よかったら読んでみてください↓↓
おすすめの洗濯機の掃除、クリーニング業者一覧を徹底比較![/box02]
洗濯槽をバラバラに分解するにはインパクトドライバーがあると便利です。安い物なら5000円あれば購入できますし、他の用途でも使用できます。おすすめのインパクトドライバーは下の記事で紹介していますのでお時間ある方は合わせてお読みください↓↓
日立 5.0kg洗濯機NW-5KR
上部パネルの取外し
まずは洗濯機の分解方法から紹介します。
上部パネルを取り外す為、上の画像の矢印部分のところをもちあげます。
持ち上げた部分の下にはネジがあります。
両サイド合計2本ネジが入っていますので、どちらもはずしてください。
次に洗濯機の両サイドの、上の画像に写っている丸いシールをとります。
このようにネジが現れますので両サイド外してください。
これで上部のパネルはとれます。
パネルは配線とかホースで本体とつながっています。
配線を外して完全に分離させて作業する事もできるのですが、面倒なのでパネルを起こした状態で、後ろを何かでささえ作業した方がらくだと思います。
僕はいつも完全に分離させないでこの状態で作業します。
洗濯槽の取外し
次に洗濯槽の中心部分のくるくる回るところ(パルセーター)を取ります。
中心のネジ1本とれば簡単に持ち上がります。
真ん中にあるのがパルセーターです。
裏側はかなりよごれています。
これはパルセータを取った後の洗濯槽。
次に中心のナットを外すのですが、こちらのナットのサイズが38mmで大きいので普通のモンキーだと入りません。
持ち手の短い特殊なモンキーもネットショップで探せば売っていますが、今回はバイスプライヤーの持ち手の部分をカットして使用しました。
持ち手を短くしたバイスプライヤーを中心のナットにかませて、あとはハンマーを使いたたき回します。
たたき回す理由は、持ち手が短いため力が入らないためです。
バイスプライヤーでナットを外すと、ネジに傷がつきます。その他、38mmのロングソケットを使用し、インパクトレンチ又はラチェットレンチを使用して回す方法もあります。
その他、洗濯槽の中心の38mmネジを回す方法は下の記事で紹介しています↓
このようなナットがとまっています。
次にこのような工具を使います。
ギヤプーラーという工具です。
このギヤプーラーをこのようにセットして、
あとはスパナなどを使用して中心部分を時計回りにまわしていくだけです。
ネジを回していくにつれて少しずつ洗濯槽が上に持ち上がってきます。
悪い例
悪い例としてはこのようにギアプーラーのツメを手前に引っ掛けて持ち上げようとすると、プラスチックの部分が耐え切れなくなり、変形したりわれてしまったりする場合があります。この部分に引っ掛けても取れる場合はありますが、なるべくさらに下の鉄板の部分にツメを引っ掛けるようにしましょう。
洗濯槽の分解
ギヤプーラを使って洗濯槽を持ち上げたら、あとはふつうに手で持ち上げてください。
洗濯槽の裏側はこのように汚れている場合があります。
次は洗濯槽の分解です。
これは特に難しいところはなく、回りのネジを全部取ればバラバラになります。
ネジの本数がこのようにたくさんあるので、インパクトドライバがあれば楽ですね。
このような状態に分離できます。
最後に
分解さえできてしまえば、あとはブラシと中性洗剤があれば簡単に汚れはおちます。
柔軟剤の固まりが付着している場合が多いので、お湯が使える環境だと楽ですね。
ここまでで作業時間にして2時間、さらに組み立ててなんだかんだで3時間ぐらいかかりました。
初めての方でしたら5時間ぐらいは時間を見といた方がよさそうです。
この洗濯機の場合の分解洗浄は大変な作業になりますので、洗濯槽クリーナーで掃除をするのがいちばん楽な方法かもしれません。