今回は東芝のインバーター付き洗濯機(AW-60SDF)の分解方法を紹介します。
インバーター付きの洗濯機とは何?と思う方もいると思います。
自分も詳しくはわかりませんが、インバーターが洗濯機に内臓されることにより脱水などの時にガタガタしなくなります。
そのため、音がめっちゃ静かになるというわけです。
まぁうんちくはどうでもいいですね!
では、分解の方法を解説します。
違うメーカーや、違う型番の洗濯機を探している場合は、下のリンク先から探すと目的の洗濯機が見つかるかもしれませんよ。
【メーカー・機種別】洗濯機の分解・槽洗浄の方法 まとめ
[box02 title="洗濯機の分解が難しいと思った方は!?"]自分で洗濯機の分解掃除はちょっと難しいなぁ〜と思った方は、専門の業者に分解掃除を依頼してみてはいかがでしょうか?
下の記事ではおすすめの洗濯機クリーニング業者を徹底比較しています。よかったら読んでみてください↓↓
おすすめの洗濯機の掃除、クリーニング業者一覧を徹底比較![/box02]
洗濯槽をバラバラに分解するにはインパクトドライバーがあると便利です。安い物なら5000円あれば購入できますし、他の用途でも使用できます。おすすめのインパクトドライバーは下の記事で紹介していますのでお時間ある方は合わせてお読みください↓↓
東芝AW-60SDF 分解方法
まず背面のパネルを取ります。
上の画像の矢印部分のネジを6本とり、上にパネルをスライドさせれば背面のパネルをとる事ができます。
背面パネルを取ったら、上の画像の矢印部分の配線にあそびを作ってやる必要があります。
これは、洗濯槽を取るさいに、上部パネルをあけるのですが、あそびをここで作ってやらないと、上部パネルに洗濯槽をぬく隙間が開かないためです。
配線に遊びをつくるには、まず上の画像のピンを2本ぬき、
次に上の画像のネジを2本とります。
上のネジはアースです。
これで上の画像のように配線にあそびができます。
次に洗濯機の上部を外すための準備をします。
裏側のネジを2本取りましょう。
次に洗濯機の前面パネル近くにある、上の部分の隠れネジをとります。
マイナスドライバーなどで、フタをとりましょう。
ネジがありますので、取ったら右にスライドさせれば、コントロールパネル部分はとれます。
こちらはコントロールパネルの下の部分です。
上の画像の矢印部分のひっかかりで、洗濯機上部をとめています。
ですので、ひっかかりをこのようにぬいてやれば
洗濯機上部はパカッともちあがります。
次に洗濯槽の上部のふちのカバーをとります。
ピンでとまっているだけですので、簡単にとれます。
ふちの部分のカバーを取るとこんな感じになります。
次に洗濯槽の中心部分のパルセーターをとりましょう。
くるくる回る部分です。
中心のネジを1本とり、上に持ち上げればOKです。
これはパルセーターの裏側です。
かなり汚れているのがわかると思います。
次にパルセーターの下にある、ネジを4本取りましょう。
上の画像のように、さびている場合がよくあります。
洗濯槽の分解
ここからはかなり大変な作業になります。
洗濯槽はいろいろなパーツに分解した方が綺麗にできるのですが、かなり根気のいる作業になるので、自信のある方だけ挑戦してみてください。
1時間程度で終わる作業ではありませんので、時間の余裕も必要ですね。
分解方法は、とりあえず洗濯槽の回りについているネジを全部取るところから始めます。
ネジはこんなところとか、
洗濯槽下にもたくさんついています。
洗濯槽下部分ステの部分は、ネジを取るだけで簡単に外すことができるのでこちらはやった方がいいですね。
自分があまりおすすめしないのは、ここからの作業です。
上の画像のマイナスドライバーをさしている位置があると思いますが、この部分と上の白いプラの部分は離すことができます。
ですが、これがめっちゃ大変なんです。
ステンレス部分は、鋭利な刃物みたくなっていて危険ですし、かなりコツもいります。
だけどこのプラとステンレスの接触部分の下はかなり、ドロドロのカスが詰まっているんですよね。
ですので、自分は3時間かけてがんばりましたけど・・・
で、まずマイナスドライバーで少しステンレス部分を全体1周ひらいてやります。
次に内側部分の、ステンレスとプラの部分に、マイナスドライバーをぶちこんで、グリっと上に持ち上げる感じです。
ほんとはもう少し簡単な方法があるのかもしれませんが、僕はこのやり方でとりました。
ぶっちゃけプラの部分に傷がつきました。
もしかしたら、もっとうまくやるコツがあるのかもしれませんが、とりあえず大変な作業でした。
ここだけで、30分はかかってます。
これは洗濯槽をバラバラにした画像ですが、見てのとおりステンレスとプラの境目の部分は汚れでドロドロ状態です。
ここまで分解すればあとは、洗剤とブラシで根気よく掃除したあげればいいだけです。
溝の部分は掃除が難しいので、はぶらしなどを使用して洗うといいかもしれません。
そして掃除後は、またまた大変な作業があります。
ステンレス部分とプラの部分のはめ込む作業です。
上の画像のように、僕の場合はマイナスドライバーを入れながらゴムハンマーを使用して入れ込みました。
まとめ
この洗濯機「東芝AW-60SDF」の場合は、洗濯槽の分解はしない方が無難です。
洗濯槽を取り外すだけでも、それなりの掃除はできるのでそれでやめておいた方がよいでしょう。
そして、洗濯槽の分解までする場合は、必ずゴム手袋などをして怪我のしないようにしてくださいね。
ちなみにこの洗濯機は2012年製でした。
3年使うと環境によってや洗濯機はこのような状態になっていします。
市販の洗濯槽洗浄剤でも多少は落ちますので、分解しないのもひとつのてですね。