今回は2人掛けソファーの足部分を簡単に修理しましたので、その時の過程を紹介したいと思います。
ソファーの足が折れたので自分で修理
こちらは修理する前の画像ですが、ソファーの足がつけねごと取れてしまっています。
まず足を六角レンチで外して、カバーの裏側をのぞいてみます。
付け根の土台の部分がねこそぎ、取れてしまっていました。
構造を見てみると、体重がかかったら簡単に取れてしまいそうな構造をしていますね。
これはひどいですね。
このまま再度土台を取り付けても、簡単に壊れてしまいそうなので、ソファーの足の取り付け位置を変更してしまおうと思います。
ソファーの足取り付け位置の変更
取り付けの位置は、頑丈そうなソファーの角につけることにしました。
まず新しくつける足の相手側を作るため、ドリルで穴をあけます。
こちらはもともと付いていた、足の取りつけ側の金具部分(ネジが入る部分)です。
この金具を再利用する為、ネジを外してとります。
簡単に取れました。
次に先ほど穴をあけた部分に、取り外した金具をつけます。
取り付けが終わったら、足を仮付けしてみます。
仮付けしたら、高さなどに問題がないか確認してみます。
高さを確認してみたら、今回の場合は折れてた部分の位置だけ低くなっていて「ガタガタ」する状態だったので、間に高さを調整するため板を入れることにしました。
板を入れて確認してみたら、丁度いい高さになりガタガタしなくなりました。
調整板を入れても、最後に布地でかぶせるので見た目では問題なくなります。
裏地の張替え
裏地の張替えでは、このような布を用意しました。
おそらく「不織布」という名前で売られている商品です。大きさがいろいろあるので、張り替えに合わせたサイズを購入するといいと思います。
初めにかなりおおざっぱにサイズをあわせて、カットしました。
その後サイズをだいたいの大きさに合わせます。
あとは少し大きめにカットした布を内側に折り込みながら、ハンドタッカで止めていきます。
これで裏地の張替え完了です。
あとはソファーの足をつけるだけです。
新しい生地を貼り付けしましたので、足の部分のネジが入る穴が空いていません。
手探りで穴の位置を確認したら、きりなどの先のとがったもので穴をあけ広げます。
あとは足をつけるだけ。
4個足の取りつけ完了!!
こちらが完成品です。
ソファー 骨組み 折れた
ちなみにソファーの骨組みが完全に折れてしまう例もまれにありますが...
以前、DIYで自分で補強してなおしてみたのですが、半年くらいで再度、曲がってしまったことがありました。もともと骨組みが折れてしまうということは、ソファー自体の構造に問題がある場合もあるので、補強して修理する時間を考えると購入してしまった方がいいと思います(これはあくまで個人的な意見です)。
最後に
ソファーの足が折れた!!
そんな時でも、DIYでなんとかなる場合がありますので、時間がある人は挑戦してみてください。