夏になるとエアコンの風の吹き出し口から出る臭いが気になりますよね!
原因はエアコン内部の汚れで、特にシロッコファンと、フィンはカビの付着が多いところです。
今回は東芝お掃除ロボ付きのエアコン「RAS-2514RE」の分解とシロッコファンの取り外し方法を紹介します。
※自分でやるとエアコンを壊してしまうリスクもあります。必ず自己責任でお願いします。
※違うメーカーや型番のエアコンの分解方法をを探している場合は、下のリンク先から探すと目的の機種にが見つかるかもしれませんよ。
【メーカー・機種別】エアコンの分解・掃除・クリーニング方法 まとめ
エアコン RAS-2514RE 分解
最初に必ずエアコンを分解するときは、主電源(エアコンのコンセント)を抜いてから作業してください。
入ったままだとショートの原因になります。
それでは分解に入ります!!
まずは前面のカバーの取外し、
次にお掃除ロボの取ったゴミが溜まる場所「ダストボックス」を取ります。
レバーをスライドすれば簡単にとれます。
エアコンルーバー取り外し
次にエアコンのルーバーを取ります。
矢印部分から外し、その後両サイドを抜く感じではずします。
ルーバーを2個外したところ↑
エアコン全体カバー取り外し
次に前面、
両サイドのネジを2本とり、
エアコンの全体カバーを取ります。
上の矢印部分の位置がひっかかっているので、
それを外しながらカバーをとります。
こんな感じでとれます。
お掃除ロボの取り外し
次にお掃除ロボを取り外します。
ネジを4箇所はずし、
お掃除ロボから、基盤のほうにつながっている配線を3箇所外し、
アース2本をとれば、
お掃除ロボがはずせます。
ここまでくればフィンの掃除もできるでしょう。
シロッコファンの取り外し
次はシロッコファンの取り外しです。
上の画像の矢印部分のネジを4本とり、
このプラの部分をとります。
こんな感じでシロッコファンの左側だけ、ブラブラ状態になりました。
次にシロッコファンの右端のほうにある、イモネジを緩めます。
六角レンチを使用し、かたい場合はプライヤーで六角をはさみながら回すといいと思います。
錆びてしまって、回らない場合は潤滑油などを使用しましょう。
あとは、エアコンのフィンをい軽く持ち上げた状態にして、シロッコファンを左に引き抜きます。
エアコンのフィンを無理に持ち上げて、銅管を折らないように注意しましょう。
こんな感じで抜けます。
ここまでやれば水と洗剤で丸洗いが可能です。
こんな感じでシロッコファンの回転軸が錆びてしまうと、かたまってぬけなくなります。
シロッコファンを外してからの横画像。
シロッコファンを外してからの正面画像。
ちなみにイモネジはこれです↑
緩めるだけでフィンは取れますが、どんなネジか紹介したくて外してみました。
フィンの掃除
フィンの掃除は自分の場合エンジンクリーナーと中性洗剤を使用します。
詳しくは下の記事で紹介しているので参考にしてください。
最後に
シロッコファンの取外しができれば、水と洗剤を直接かけて掃除ができます。
取外しができれば、ご家庭でも掃除は可能ですよね。
だけど、エアコン業者のほとんどは、シロッコファンの取り外しは行わないで、マスキングをして掃除をするんですよね。
理由は機種によっては基盤を取らないとシロッコファンがはずせないものもあるので、大変すぎるからです。
まぁマスキングだけで掃除をした方が楽ってことです。
今回の型番「RAS-2514RE」は比較的シロッコファンの取り外しは簡単でしたが、他の機種だと究極に大変なものもあると覚えておいてください。
「ここで紹介している東芝のエアコンができたから、パナソニックの自分の家のエアコンも簡単にできるでしょ!」と、
そんな簡単に思わないでください。
「分解してみたら、組み立てられなくて壊れてしまった・・・・・」
そんなことにならないように注意してくださいね。
あくまで自己責任でお願いします。