今回は日立(HITACHI)のコードレス丸ノコの分解と修理に挑戦します。
型番はC18DSL2です。症状は、バッテリーは手元ライトがつくので残っていると思うのですが、モーターが動きません。
とりあえず分解して、おかしな所はないか確認してみようと思います。
コードレスマルノコ分解
分解はとても簡単で、矢印以外にもネジがあったと思いますが、見えるネジを外しまくればカバーが外れます。
カバーを外したところです。
見た目では特に問題のある部分はなさそうです。
次にモータ部分を分解してみます。上の画像の矢印部分のネジを4個外せばモーターが外れます。
とれました!!
次にモータ部分をさらに分解してみます。
ネジを4個ぐらい外せば大丈夫。
とりあえずカバーが外れました。
特に問題のある部分はなさそうです。
この状態で、バッテリーをつけモーターを回してみると、なんとモーターが回りました。
何もしていないのに何故?と疑問に思いつつ、再度カバーをつけモーターを回そうとすると回らない。
余計に何故という思いがつのりながら、カバーの裏を見てみるとホコリがかなりたまっていたので、まさかと思いながらも掃除してみることに。
綺麗になりました。
これで再度カバーをつけ、回してみると、やはりカバーをつけると回らない・・・
もうこうなったら徹底的に分解してやると思い、さらに分解。
分解する前に確認しましたが、カーボンブラシも残っているし。
ふと気になる点を発見。
カーボンブラシが入るところの先が少しえぐれている!!
もしや!!と思いカーボンブラシを差し込んでみると片側だけ奥まで入らず硬い。
原因がわかりました。
カーボンブラシが先まで当たらなくなっていたようです。
上の画像は、変形を少し直して、カーボンブラシの回りを少し削り、すんなり入る状態にしたところです。
変形を直すまでは、先の部分でとまっていたのだと思われます。
この状態で、組立て直してスイッチを入れたところ元気に動き出しました。
分解したときの動画
ちょっと何やってるかよくわからないですけど、暇でしたら見てください。
最後に
作業時間は2時間!!今回の原因は、カーボンブラシの先が、あたっていないのが原因でした。
たしかに分解する前に、カーボンブラシを取り、再度入れなおそうとしたら、やけに硬いなぁとは思ったのですが、減っていないので大丈夫だと思い、特に気にはなりませんでした。
ですが説明書を見ると、すんなり入るのが普通のようですね。
以上、最後まで読んでいただき有難うございました。