デュアルソーダブルカッター CS450 が動かなくなってしまったので、分解修理をしました。
原因から改善までの過程を解説します。
デュアルソーダブルカッター CS450 分解
まずは分解して電圧が本体にとどいているか確認することにしました。
分解はとりあえず、下部分のネジを2本とります。
カバーがとれますので、電圧計で電圧がきているか測定します。
うん、うん、電圧は100Vで問題ないですね~
次に電源ON、OFFスイッチが壊れていないか確認します。
カチカチON、OFFを繰り返しながら、電圧をチェック。
ちゃんと、ONの時だけ100Vの電圧が流れます。
ここも問題ないようです。
とりあえず、電源からスイッチまでは問題ないようですね~
こうなると、僕の技術と知識では修理できるケースはほぼないのですが、さらに分解してみることにしました。
モーター部分の確認です。
モーター 分解
モーター部分をむき出しにするには、上の画像の矢印部分のネジを4本取ります。
このように、モーター部分がぬけます。
中を覗いてみると、、、、
原因がわかりました。
カーボンブラシが片方でていません。
カーボンブラシは消耗品ですが、全部すり減ってなくなっているのはちょっとおかしいです、、、、
とりあえずカーボンブラシをとって確認することにします。
上の矢印部分がカーボンブラシです。
それなりに減ってはいますが、まだまだ残っています。
ということは、通常だと減った分、中に入りモーターと接触するしくみですが、なんらかの原因により、中に入らなくなっているということになります。
バネとかには問題なさそうだったので、カーボンブラシをやすりで軽くけずり、角をとり再度入れてみました。
上の画像のようになっていればモーターは動くはずです。
後は組立てて、動作のチェックですが、この状態だとモーターが入らないので、カーボンぶらしを両側とってから、モーターをさしこみ、再度カーボンブラシをはめこみます。
最後に動作の確認
組立て終了後、電源をONにすると、元気にモーターが動き出しました。
以前マルノコを修理した時も同じような症状だったので「グラインダー、マルノコ、インパクト」などは、動かなくなったら、カーボンブラシを確認したほうがよいかもしれませんね~。
以上、ご参考までに!!