「パソコン、ドローンの送信機や本体、すべての技適マークのついている商品は分解すると技適効果なくなる!!」
こんな話題が最近私のまわりであがっていましたので、実際に総務省に聞いてみることにしました。
私の解釈の仕方が違う可能性もあるので、詳しく知りたい人は総務省に直接きいてみてください。
パソコンやドローンの送信機や本体を分解すると技適効果なくなるの?
ドローンの送信機やドローン本体を例に聞いてみました
まず技適の認証をどこの範囲でとっているかによって違うようです。
技適モジュールの部分で認証をとっているのか?それともドローンの本体や送信機全体でとっているのか?
送信機全体で技適認証をとっているなら、分解した時点で技適認証の効果はなくなるとのことです。
ドローン本体も本体全体で認証をとっているなら、分解した時点でだめになるみたいですね。
技適認証をどの範囲でとっているかは、認証をとった機関やメーカーでないとわからないとのこと。
FPVカメラ単体に技適モジュールがついていて、その部分で技適認証をとっているなら、モーター交換はOKなのかもしれません。
ドローンの送信機の場合、技適モジュール単体でとっている場合もありますので、その場合なら送信機は分解しても技適モジュールに触れないのであればOKみたいです。
ということは、トイドローンでもパーツの交換類としてモーターなどの販売がされていますが、モーター交換などはダメな場合が多のかなぁと思います。
パソコンやスマホを例にあげて聞いてみました
それと、パソコンやスマホを修理の為に分解している人はたくさんいると思うので、パソコンやスマホを例にあげても聞いてみたんですよ。
これもパソコンやスマホ全体で技適認証をしているなら、分解した時点で技適認証の効果はなくなり法律に問題がでるようです。
ただ、内部の技適モジュールの部分で技適認証をとっていればOKみたいです。
どの部分(どの範囲)で技適の認証をとっているかが重要なようですね。
メーカー?認証機関?に聞いてくれって言われた
まぁかなりめんどくさいやつ、みたいな感じであしらわれまししたけど、総務省の方では、どの部分(範囲)で技適認証をしているかはわからないからメーカーなり、その技適認証をしている機関?に聞いてくれって言われてしまいました。
技適認証を受けている部分の範囲がどこからどこまでかは、メーカーなり認証した機関にしかわからないから、なんとも言えないとのことです。
まとめ
・技適マークのついている機器は分解すると、技適認証の効果がなくなる可能性がある(技適認証の範囲を本体全体でとっている可能性もあるため)
・技適認証の範囲をメーカーなりに聞いて、その部分を一切触らないなら分解してもOKの場合もある
こんな感じです。
一番の問題は、「分解したことにより技適を通した商品の電波の質が、日本の電波法にあってないものに変わってしまう可能性があるでしょ!!」
ってのが問題らしいですよ。
一応私なりにいろいろ聞いてはみましたが、理解力が低いため(笑)解釈の仕方が違うかもしれませんので、気になる方は総務省に聞いてみてください。