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BetaFPVのVTX A01に変更したら周波数が変えられない!対応方法【ドローン修理メンテ】

BetaFPVのVTX A01に変更したら周波数が変えられない!対応方法【ドローン修理メンテ】
BetaFPVのフレームを使った自作のドローンのVTXを「A01」に変更したら、VTXの周波数が変えられなくなってしまいました。
その時の対処方法をメモがてらブログに残しておきます。

他にドローンのブログを運営しているのですが、メンテナンスや修理についてはこのブログ「修理方法.com」でも書いていこうと思います。

【ドローン修理】BetaFPVのVTX A01に変更したら周波数が変えられない!対応方法

カメラを4Kカメラに変更すると同時に、VTXをベータのA01に変更したところスマートオーディオが使えなくなってしまいました。

ちなみにこの記事でのドローンのスペック以下のとおり。

フレーム:BetaFPV85フレーム
FC、ESC: CRAZYBEE F4FR PRO
モーター:EX1105 KV5200
カメラ:Caddx Lorisc 4K
VTX:Woop_VTX→A01 25-200mW 5.8G VTX に変更

1.FCのベータフライトのバージョンをアップ

最初VTXのロックがかかっていて、それのせいでスマートオーディオが使えないのかと思ったのですが、ネット検索してみたところロックとか特になさそう。

どうしようかと検討した結果、とりあえずベータフライトのバージョンを上げてリセットして新しくVTXテーブルを入れてみようと考えました。

CLIコマンドラインに「diff all」を打ち込みバックアップ。

バージョン上げる前にインストされていたベーターフライトのバージョンは「4.0.◯。CRAZYBEE F4FR PRO」
VTXテーブルが使用できる「映像伝送送信機」が利用できるバージョンは4.1.◯からなので、とりあえずファームウェアのアップデートを実行。

アップデート完了後、ベーターフライトのバージョンを上げる前にとっておいた、バックアップデーターをCLIコマンドラインに貼り付け実行してSAVE。

その後、BETAFPVの公式ページのVTXのページを読んでいたら、VTXテーブルが用意されているようだったのでベータフライトVTXテーブルを CLIコマンドラインに打ち込みました。

以下、BETA FPVに記載されていた情報です。


Troubleshooting- How to Set up VtxTable on Betaflight 4.1.X Firmware Print
Created by: Technical Support
Modified on: Wed, 23 Oct, 2019 at 4:52 PM

トラブルシューティング-Betaflight 4.1.XファームウェアでVtxTableを設定する方法
作成者:テクニカルサポート
最終更新日:2019年10月23日水曜日午後4時52分


Note:The contents of the vtxTable need to be setup manually only on betaflight 4.1.X firmware, in the old version, there is no need to set up. The SmartAudio is not available if the vtxTable parameter has not been set on Betaflight 4.1.X. (Shown as the below pic)

注:vtxTableの内容は、betaflight 4.1.Xファームウェアでのみ手動で設定する必要があります。古いバージョンでは、設定する必要はありません。 Betatlight 4.1.XでvtxTableパラメータが設定されていない場合、SmartAudioは使用できません。


Reason for setting up VtxTable
As of Betaflight 4.1.0, band / channel and power level information needed to control videotransmitters is no longer hardcoded, but stored in a new facility called vtxTable.
The contents of the vtxTable need to be setup manually. They need to match the hardware, local laws and regulations, as well as user preferences.

How to set up VtxTable

In the CLI tab, input command:

VtxTableを設定する理由
Betaflight 4.1.0以降、ビデオ送信機を制御するために必要な帯域/チャネルと電力レベルの情報はハードコーディングされなくなり、vtxTableと呼ばれる新しい機能に保存されます。
vtxTableの内容は手動で設定する必要があります。彼らは、ハードウェア、地域の法律や規制、ユーザーの好みに合わせる必要があります。


vtxtable bands 5
vtxtable channels 8
vtxtable band 1 BOSCAM_A A FACTORY 5865 5845 5825 5805 5785 5765 5745 5725
vtxtable band 2 BOSCAM_B B FACTORY 5733 5752 5771 5790 5809 5828 5847 5866
vtxtable band 3 BOSCAM_E E FACTORY 5705 5685 5665 5645 5885 5905 5925 5945
vtxtable band 4 FATSHARK F FACTORY 5740 5760 5780 5800 5820 5840 5860 5880
vtxtable band 5 RACEBAND R FACTORY 5658 5695 5732 5769 5806 5843 5880 5917
vtxtable powerlevels 4
vtxtable powervalues 0 1 2 3
vtxtable powerlabels 25 200 500 800
Save

簡単に言うと、ベータフライト のバージョンが古い場合は、VTXテーブルを入れる必要はないけど、4.1以降に上げたら、上の表をそのままコピペしてCLIコマンドラインに貼り付けてね!って感じです。

ちなみにBetaFPVのVTX A01の最大出力は200mW

上のテーブルをみると800mWの記載もありますが特に問題なく動作しました。

送信機からスマートオーディオの設定をするときに800mWとかでて、気になる(嫌な方)は「映像伝送送信機」タブのところをいじればOKです。

最後に

とりあえずファームのアップデートをして、VTXテーブルを入れてあげたら自分の場合うまく機能するようになりました。
今後もちょっとしたドローン関連のメモ的な記事をアップしていこうと思います。

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